2018年12月27日木曜日


 トランプ大統領は、中国から輸入する年間2000億ドル(約22兆円)相当の製品に対する関税引き上げ計画について、協議を行う間は保留にすることに同意していた。アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)の中国専門家、デレク・シザーズ氏によると、USTRが米政府代表団を来月率いることは前向きな展開だが、双方はトランプ政権が目指すような大規模な進展を遂げる軌道にはない。同氏は休戦期間である「90日間の前半に閣僚級会談が行われなければ、中国側に基本的な変化を期待することは不可能だ」と述べた。
  大統領はアルゼンチンから帰国後、ライトハイザーUSTR代表が対中協議を統括すると述べていた。ライトハイザー代表は来月の米政府代表団による中国訪問には参加しない予定。同代表は今月9日、米中両国が90日間を超えて交渉する余裕はないとし、来年3月1日がトランプ大統領が支持する「厳格な期限」だと述べていた。
(市場の反応やアナリストのコメントを追加して更新します.)

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