2018年12月27日木曜日

米政府代表団は来年1月7日からの週に中国当局者との貿易協議のため同国を訪問する。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。
  同関係者によると、ゲリッシュ米通商代表部(USTR)次席代表が代表団のトップを務め、マルパス財務次官(国際問題担当)も参加する。USTRと財務省にコメントを求めたが、回答していない。

  1月の協議は、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が今月アルゼンチンで貿易戦争の一時休戦で一致して以来初めて米中双方が直接会って議論する場となる。ムニューシン米財務長官は先週、米中担当者らが電話で話し合いを行っていることを明らかにしていた。

  こうした動きは米中双方が通商対立の緩和に向けて前進している新たな兆候だ。中国側は今週、700品目余りで輸入関税引き下げを来年1月1日から実施すると発表していた。
  米株式市場では1月の米中貿易協議のニュースを受けて上げ幅を拡大。米東部時間26日午後4時(日本時間27日午前6時)時点で、S&P500種株価指数は4.96%高となった。

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