2020年3月5日木曜日

© 毎日新聞 休校している高校の売店で販売予定だったパンを買い求める親子連れ=茨城県土浦市で2020年3月4日、大西岳彦撮影
 新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた一斉休校を受け、茨城県土浦市の製パン業者が4日、高校の売店で販売予定だったパンの冷凍在庫の即売会を開き、盛況となった。
 同市の「栄パン」(坂入宏昌社長)では、県内5高校で販売予定だった約400個の冷凍パンが余り、即売会の実施を3日にツイッターで告知。通常より30円安い全品100円での売り出しに、工場の前には客が長い列を作り、パンは約1時間で完売した。
 坂入社長(46)は「10人ほどが来てくれればいいと思っていたが夢のよう」と感激。近くの大学生、西岡丈都さん(20)は「高校生の時に食べていたので応援したい」と買っていた。【大西岳彦】

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