2020年3月6日金曜日



 日本政府が5日、中国と韓国からの入国者全員に9日から指定場所での待機を要請すると発表したことについて、韓国外務省の金丁漢(キム・ジョンハン)アジア太平洋局長は5日夜、相馬弘尚・駐韓総括公使から内容を聴取した。聯合ニュースによると、近く冨田浩司大使を呼んで抗議する方針。韓国は日本に対して「旅行留意」にとどめていることから、反発が予想される。
 韓国政府は入国制限を拡大する国が増えていることに神経をとがらせる。韓国の感染者は5日現在6088人に上るが、新興宗教団体「新天地イエス教会」の関係者らに集中しており、「65%以上が集団感染」(疾病管理本部)。このため、韓国全域に感染リスクがあるとの判断には異論があるようだ。
 康京和(カン・ギョンファ)外相は4日の国会委員会で「防疫能力のない国がやぼな措置をとっている」と不快感を表明していた。
 一方、中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)副報道局長は5日の定例記者会見で「中国であれ、日本であれ、感染状況の進展に従って適切な措置を取るべきであり、双方は外交ルートを通じて密接な意思疎通を保っている」と述べ、理解を示した。【ソウル堀山明子、北京・浦松丈二】
なんとか、仲よくやりましょう、という事で
 


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