2020年3月5日木曜日


[東京 5日 ロイター] - アンジェス<4563.T>は5日、大阪大学と共同で新型コロナウイルス対策のための予防用DNAワクチンの開発を行うことを決定したと発表した。両者のDNAプラスミド製品の開発実績を生かす。
DNAワクチンの製造は、不活化ウイルスをワクチンとする方法(弱毒化ワクチン)や遺伝子組換えウイルスタンパク質をワクチンとする方法に比べて、短期間で製造プロセスを確立することが可能という。 製造は、プラスミドDNAの製造技術と製造設備を持つタカラバイオ<4974.T>が担当する。
大阪大学大学院の森下竜一・医学系研究科臨床遺伝子治療学教授は記者会見で、共同開発するワクチンは短期間で大量生産することが可能とし、安全性が高く副作用も想定されないと説明した。その上で、早ければ6カ月で臨床試験ができるとの見通しを示した。
*内容を追加し、カテゴリーを広げました。

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