2020年4月20日月曜日

経済対策規模を117.1兆円に修正、新規国債増発25.6兆円=政府筋 2020/04/20 11:19 © Reuters/YURIKO NAKAO 経済対策規模を117.1兆円に修正、新規国債増発25.6兆円=政府筋 [東京 20日 ロイター] - 政府は緊急経済対策の事業規模を117.1兆円、財政支出を48.4兆円に修正する方針を固めた。複数の政府筋が明らかにした。一律10万円の給付案を新たに盛り込み、新規国債の増発を伴う2020年度一般会計補正予算案を25兆6914億円に見直す。きょうあらためて閣議決定する。 財政支出のうち国費は33.9兆円で、特別会計分を含めた2020年度補正予算は27.5兆円とする。20年度補正予算における追加額は10.1兆円となる。 新たな緊急対策では、感染拡大防止や経済活動の回復などを柱とする施策のうち、雇用維持や事業継続を図るための事業規模が88.8兆円、財政支出は30.8兆円に膨らんだ。緊急事態宣言を全国に拡大したことを踏まえ、「一律に、一人あたり10万円の給付を行う」ことを明記した。 政府が7日閣議決定した対策の事業規模は108.2兆円、財政支出は39.5兆円だった。新型コロナウイルス感染拡大の終息が見通せない中で閣議決定をやり直す異例の対応をとる。 併せて決定する20年度一般会計補正予算案の財源には、赤字国債23兆3624億円、建設国債2兆3290億円を充てる。補正成立後の歳出総額は20年度に128.3兆円に膨らみ、公債依存度は45.4%に悪化する。 *内容を追加しました。 (山口貴也 編集:内田慎一)

0 件のコメント:

コメントを投稿