2020年4月19日日曜日

「香港民主主義の父」ら民主派重鎮14人逮捕…感染拡大で抗議下火、圧力強める中国政府 読売新聞 2020/04/18 20:18 © 読売新聞 18日、香港で昨年の抗議運動に参加したとして、警察に逮捕される黎智英氏(AP)  【広州=角谷志保美】香港警察は18日、昨年激化した香港と中国両政府に対する抗議運動に関連して、無許可デモに参加した疑いで民主派の重鎮ら14人を逮捕したと発表した。逮捕者は更に増える可能性があるという。新型コロナウイルスの感染拡大で抗議運動が下火になる中、両政府は民主派への圧力を強めている。  逮捕されたのは、中国に批判的な論調で知られる香港紙・蘋果日報の創業者の黎智英氏や、「香港民主主義の父」と称される李柱銘・元民主党主席、昨年100万人規模のデモを主催した民主派団体の代表など、20~80歳代の男性12人、女性2人。黎氏を含む3人は他の無許可デモに関連して今年2月にも逮捕・起訴され保釈中だった。  中国の「一国二制度」下にある香港では最近、中国政府の出先機関が香港の立法会(議会)の運営に関して民主派を批判するなど介入姿勢を強めている。民主派議員らは今回の逮捕を、香港と中国両政府が呼応して締め付け強化に動いているとして反発している。

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