英スタンチャート、第1四半期は12%減益 早期の景気回復見込む
2020/04/29 15:59
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© Reuters/Bobby Yip 英スタンチャート、第1四半期は12%減益 早期の景気回復見込む
[香港/ロンドン 29日 ロイター] - 英銀行大手スタンダード・チャータード(スタンチャート)が発表した第1・四半期決算は利益が前年同期比12%減少した。顧客が新型コロナウイルス危機の影響を受ける中、貸倒引当金を積み増したことなどが響いた。
ただ、同行は新型コロナで打撃を受けている世界経済が年後半に回復するとの楽観的な見通しを示した。中国で勇気づけられる兆候が見られるとし、より早期に景気が回復する可能性もあるとした。
同行は、発表文書で「当行が展開している市場がけん引する形で、世界経済はCOVID─19(新型コロナウイルス感染症)の影響から緩やかに回復し、2020年後半にリセッション(景気後退)を脱却する見通しだ」と指摘。
「個々の市場の回復ペースは各国政府の刺激策の効果や制限措置緩和に向けた政策、新型コロナの感染状況に大きく左右される」との見方を示した。
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