2020年4月9日木曜日

任天堂の「あつまれどうぶつの森」、香港抗議活動の新たな活動の場に Thuy Ong 2020/04/09 08:23 (ブルームバーグ): 任天堂のゲームソフト「あつまれどうぶつの森」は新型コロナウイルスに伴うロックダウン(都市封鎖)が実施される中で多くの人の逃避先となっているが、今や香港の民主活動家らが他人との社会的距離を保つ指針に反することなく集まる場でもある。   どうぶつの森はシミュレーションゲームで、プレーヤーはのどかな南国の島に住み、擬人化された動物の友人になる。ゲーム内に示されたツールを使って自分の島をカスタマイズし、オンライン上で互いの島を訪問できる。プレーヤーがこのゲームで作成した民主主義を支持するコンテンツが、ツイッターなどソーシャルメディアで急速に広がっている。   香港で最も著名な民主化運動活動家の1人である黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏は先週のツイッターで、自身がこのゲームを利用しており、オンライン上への活動のシフトを語った。   ツイッターに投稿されたゲームの動画では、プレーヤーの一団がビーチに置かれた香港政府の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官の写真をたたくため虫取り網を使っている。近くのポスターには「香港を開放せよ。今こそ革命の時だ」という趣旨の文字がある。

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